政治 PR

チームみらいは竹中平蔵の政党なのか?怪しいと言われる理由を調査

チームみらいは竹中平蔵の政党?怪しいと言われる理由を調査
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

2025年5月、AIエンジニアの安野貴博氏が立ち上げた新興政党「チームみらい」が注目を集めました。

東大松尾研出身という異色の経歴を持つ党首が「テクノロジーで政治をアップデートする」と掲げて参院選で初議席を獲得。

新時代の旗手として期待を背負ってのスタートでした。

ところが2026年の衆院選を前に、次々と不穏なニュースが飛び出します。

候補者の経歴隠蔽や、過去に問題を抱えた人物の公認…。

看板に掲げた“透明性”とのギャップに、疑問の声が高まりました。

そしてネット上では今、「チームみらいって竹中平蔵の政党じゃないの?」という疑惑まで囁かれ始めています。

いったいなぜ、テクノロジーを武器にする新政党が、ここまで“怪しい”と言われるのか…

その理由を、背景にある人物、政策、そして相次ぐ不祥事から読み解いていきます。

 

安野貴博代表は竹中平蔵の教え子?

 

チームみらいを巡る疑惑の中心は、党首の安野貴博氏と竹中平蔵氏の関係性にあります。

結論から言うと、両者に直接的な師弟関係はありません

安野氏は東京大学の松尾研究室出身で、竹中氏が教鞭を執った一橋大学や慶應義塾大学とは無縁です。

それでもなぜ「竹中の教え子」という噂が広がったのか、気になるところです。

 

竹中平蔵氏の異例の推奨

 

きっかけは2025年の参院選後、竹中氏が安野氏を「デジタル大臣に任命すべき」と公の場で提言したことにあります。

経済学者で元閣僚の竹中氏が、政界に出たばかりの新人をここまで持ち上げるのは異例中の異例と言えるでしょう。

この発言で、ネット上では憶測が一気に広がりました。

「チームみらいはチーム竹中」「安野は若返った竹中平蔵」といった書き込みが溢れ、政党のイメージに影を落としたのです。

 

れいわ新選組の大石晃子氏からの痛烈な批判

さらに火に油を注いだのは、れいわ新選組の大石晃子氏によるニコニコ生放送での発言でした。

2026年2月のニコニコ生放送で、大石氏は安野氏を「若返った竹中平蔵」と切り捨て、その政策思想を厳しく批判しています。

大石氏が問題視するのは、チームみらいが消費税減税を訴えず、社会保険料の減額を優先する姿勢です。

効率性を重視し、データを基に政策を語る安野氏のスタンスは、確かに竹中氏が推し進めた新自由主義と重なる部分があります。

規制緩和と市場原理を信奉し、格差を拡大させたあの政策路線と同じ匂いがすると言われれば、反論しにくいのもわかります。

弱者を切り捨てる冷徹な合理主義として映ってしまうのも無理はありません。

 

安野氏の弁明と独自性の主張

 

当然、チームみらい側は強く反発しています。

公式Threads投稿で「特定の政党や団体との関係はなし、目指す未来が重なれば協働しオープンにする」と声明を発表しました。

安野氏自身もYouTubeで「テクノロジーで政治をアップデートする」というビジョンを繰り返し強調し、竹中イメージとの差別化に必死です。

設立からわずか1年で急成長したため、誤解や憶測が先行してしまった側面は確かにあるのかもしれません。

資金透明化ツールを公開したり、データ重視の政策議論を推進したりと、疑念を晴らすための努力は続けています。

支持者の中にはX上で「デマだ」と強く否定する声も少なくありません。

しかし、一度ついたイメージを払拭するのは容易ではないのです。

 

ホリエモンも激推し

 

チームみらいを巡る疑惑は、竹中平蔵氏だけでは終わりません。

もう一人の強力な推奨者は、実業家の堀江貴文氏、通称ホリエモンです。

堀江氏は自身のYouTubeで、安野氏の妻・黒岩里奈氏の擁立を熱烈にプッシュしています。

「次の総選挙で何議席か取れる」「IT業界で話が分かる人は安野に投票すべきだ」と、その推し方は尋常ではありません。

正直、ここまで入れ込む理由は何なのか、気になるところです。

 

規制緩和派の結託

 

興味深いのは、竹中氏と堀江氏という二人の推奨者が、いずれも規制緩和とデジタル改革を信奉する立場だという点です。

両者とも既存の制度や権益に挑戦し、市場原理を重視する思想を持っています。

チームみらいのテクノロジー重視の政策は、こうした考え方と極めて親和性が高いのです。

経済成長への投資を優先し、社会保険料の減額を掲げる姿勢は、まさに効率性至上主義の表れと言えるでしょう。

ネット上では「新自由主義者の隠れ蓑」というストーリーが広がり、XやThreadsで議論が白熱しています。

「竹中と堀江に激推しされてるの知らなかった」「ガチで怖いわ」といった反応が相次ぐのも、この構図が人々の警戒心を強く刺激するからに他なりません。

 

認知度向上の代償

 

新興政党にとって、大物からの推奨は認知度を一気に高める絶好のチャンスです。

しかし、推奨者の政治的立場が明確であればあるほど、その色に染まっていると見なされるリスクも高まります。

チームみらいは公式サイトで関係を否定し、独立性を主張していますが、保守層や左派からの警戒は根強いのです。

推奨されることの光と影を、チームみらいはまさに今、身をもって体験しているのではないでしょうか。

 

竹中平蔵は何者?

そもそも竹中平蔵氏は何者か、改めて確認しておく必要があります。

なぜ名前が出るだけで拒否反応が起きるのか。

その背景を理解しないと、チームみらいへの疑念も正確には把握できません。

 

華々しい経歴と政治参入

 

竹中氏は1951年生まれ、一橋大学経済学部を卒業後、日本開発銀行に入行しました。

その後、大蔵省財政金融研究室主任研究官、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学教授を歴任し、学者としてのキャリアを積み上げました。

2001年、小泉純一郎内閣で政界入りしたのです。

経済財政担当大臣、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣と、主要な経済閣僚を次々と歴任しました。

政界引退後も、パソナグループ元会長やオリックス社外取締役、世界経済フォーラム理事など、華麗な肩書きを持ち続けています。

経歴だけ見れば、まさにエリート中のエリートと言えるでしょう。

 

格差社会の元凶という批判

 

しかし、竹中氏への評価は一様ではありません。

むしろ「日本をダメにしたヤバイ人」という批判の声は、年々大きくなっている印象すらあります。

最大の批判は2003年の派遣法改正です。

この改正で製造業への派遣が解禁され、非正規雇用が急激に増加しました。

結果として格差が拡大し、今日の日本社会が抱える貧困問題の根源になったと指摘されているのです。

経済学者の森永卓郎氏は、死去直前まで竹中氏を名指しで批判していました。

さらに問題視されるのは、政界引退後にパソナグループの会長に就任した経緯です。

自らが推進した規制緩和の恩恵を最も受ける企業のトップに収まるというのは、利益相反ではないかという疑念を呼びました。

「事後収賄」との声もあり、倫理的な批判は根強いのです。

 

学生批判ビラ事件とひろゆき氏との対談

 

2019年には、東洋大学教授時代に学生が配った批判ビラを巡り、大学側が退学勧告を検討する騒動まで起きました。

権力を使って異論を封じようとする姿勢に、多くの批判が集まったのは記憶に新しいところです。

一方、竹中氏自身もインターネット論客のひろゆき氏との対談で「嫌われる理由」を冷静に分析しています。

既得権益層からの反発、官僚によるリーク、メディアが作り上げた悪役イメージなど、複数の要因を挙げました。

確かに、政策の評価と人格への攻撃は分けて考えるべきです。

 

チームみらいへの影響

 

こうした竹中氏の推奨がチームみらいにどう影響しているのでしょうか。

保守層や左派からの警戒は先述の通りですが、新自由主義を連想させることで「弱者切り捨て」「資本家の手先」というレッテルを貼られやすくなっています。

れいわ大石氏の批判も、この文脈で理解できるでしょう。

一方、改革者として竹中氏を評価する層も確実に存在します。

客観的に見ると、推奨者の影響力が強烈すぎて、チームみらいのテクノロジー改革という本来の主張が「隠れ蓑」と見なされてしまっている状況は不幸かもしれません。

 

チームみらい幹事長が怪しいと言われる理由

チームみらいへの疑念は、党首の安野氏だけに向けられているわけではありません。

幹事長の高山聡史氏も、ネット上で「怪しい」との声が絶えない人物です。

ただ、その理由は政策や思想より、もっと表面的で即物的な部分に集中しています。

 

外見への主観的な批判

 

高山氏は38歳、慶應義塾大学大学院を卒業後、外資系コンサルティングファームを経て、元IT会社員という経歴を持ちます。

チームみらいでは幹事長兼選挙対策本部長として、政策のデジタル化を推進する開発本部員でもあります。

衆院選では比例東京ブロックの公認候補にも名を連ねました。

ところがXやYahoo!知恵袋では「色黒で太った怪しい人物」といった、外見に関する揶揄が散見されます。

公式写真を見ると、確かに体格ががっしりしており、日焼けした印象もあるでしょう。

しかし、こうした外見への言及は主観的で、根拠としては極めて薄弱です。

むしろ本質的な批判は、高山氏の政策議論能力にあるのです。

 

YouTubeでの炎上

 

2025年7月、高山氏はYouTube「Re:Hack」に出演し、社会学者の西田亮介氏と対談しました。

社会保障政策の説明を求められ、高山氏はしどろもどろになり、沈黙し、虚空を見つめる場面が何度も映し出されたのです。

チームみらいの看板政策である社会保険料減額について、具体的な根拠や試算を明確に語れませんでした。

この様子は「放送事故」とまで言われ、X上で瞬く間に拡散されました。

「勉強不足でがっかり」「公開の場に耐えられるレベルじゃない」といった批判が相次ぎ、政党全体の信頼性にも傷がついたのです。

 

外見と能力の二重批判

 

外見への揶揄と政策説明の曖昧さが重なることで、高山氏への「怪しい」という印象は増幅されていきました。

もちろん擁護の声もあります。

失敗を猛省し、その後の衆院選では差別化に成功したという投稿もX上には見られます。

しかし、一度失った信頼を取り戻すのは容易ではありません。

高山氏個人の問題が、チームみらい全体のイメージを左右しているのは否定できない事実でしょう。

 

チームみらいが「怪しい」と言われる理由は、単純ではありません。

竹中平蔵氏やホリエモンといった推奨者の政治的立場、新自由主義との類似性、幹事長の能力不足、そして新興政党ゆえの透明性の欠如が複雑に絡み合っています。

安野氏が東大出身のAIエンジニアとして、テクノロジーで政治を変えるというビジョンを掲げること自体は決して悪いことではありません。

むしろ、古い体質の政治を刷新する可能性として期待する声もあります。

しかし、誰に推奨されるかで政党のイメージは大きく変わるのです。

竹中氏という名前が出た瞬間、格差社会や弱者切り捨てという過去の記憶が蘇り、警戒心が高まるのは避けられません。

今後、チームみらいがこの疑念を晴らせるかは、政策の具体性と透明性をどこまで示せるかにかかっているのではないでしょうか。

推奨者の影に隠れず、独自の政治思想を堂々と語れるかどうか。

その真価が問われるのは、これからです。

error: Content is protected !!